野党の勝利?その代償と、11日間の“空白”が問いかけるもの

3月31日までの予算成立が見送られ、4月11日までの「暫定予算」を組むことになりました。

メディアでは「高市政権のメンツ丸潰れ」「野党の粘り勝ち」といった声も聞こえますが、果たしてこれは本当に「国民の勝利」なのでしょうか?

​今の国会で起きている矛盾を、ととなりに整理してみました。

​1. 選挙前は「年度内が大事」、終われば「非協力」のナゾ

​一番の違和感は、国民民主党をはじめとする野党の態度の変化です。

​選挙前の主張: 「早期解散・選挙をすれば、予算の準備が遅れて年度内成立ができなくなる!国民生活が危ない!」と政府を厳しく批判していました。

​選挙後の現実: いざ選挙が終わり、自分たちがキャスティングボート(決定権)を握ると、「審議時間が足りない」「16日採決なら良かった」と、成立を遅らせる側に回りました。

​約束違反か、仕方のないことか: 「予算を人質」にして自分たちの要求(トリガー条項など)を通そうとするのは政治のテクニックかもしれませんが、選挙前の言葉を信じた有権者からすれば、「言行不一致」に見えても仕方がありません。

​2. 「メンツを潰す」ことが目的になっていないか?

​野党側は、高市首相に「暫定予算」という汚名を着せることに成功しました。しかし、これから始まる11日間の暫定予算の審議で、どれだけ中身のある議論ができるでしょうか。

​実のない答弁の懸念: メンツを潰すことだけにエネルギーを使い、4月以降の審議が単なる「揚げ足取り」に終始してしまえば、「野党は何のために予算を止めたんだ?」という批判がブーメランのように返ってくるはずです。

​国民の冷ややかな視線: 暫定予算が合意されていれば、ひとまず生活に大混乱は起きません。しかし、それは「野党が仕事をしたから」ではなく、「政府が最低限のセーフティネットを張ったから」に過ぎません。

​3. 高市政権の「次の一手」を遅らせる罪

​今回の予算見送りで最もダメージを受けるのは、実は高市政権の「スピード感」です。

​新しい政策の足止め: 予算が確定しない限り、高市首相が掲げる新しい支援策や投資はスタートを切れません。

​これが国民のためか?: 「政権の足を引っ張ること」が「国民の生活を守ること」より優先されている今の構図。野党が勝ち誇っている裏で、日本の前進が数週間遅れているという事実は、もっと重く受け止められるべきです。

​独り言のまとめ

​「暫定予算になったからといって、すぐに生活は困らない」。それは事実かもしれません。

でも、選挙前と後で言うことが変わる、メンツを潰すために時間を浪費する……そんな政治の姿に、私たちはいつまで付き合わされるのでしょうか。

​野党が手にした「メンツを潰した」という勝利。

それが「実のない11日間」で終わるのか、それとも本当に国民のためになる代替案を示せるのか。

ととは、野党の「本当の質」を、これから11日間の答弁でしっかり見極めたいと思います。

​(あとがき)

「政治は数」と言いますが、その数の裏にある「誠実さ」こそが、一番のインフラであってほしい。4月からの国会、これまで以上に厳しい目で見守る必要がありそうですね。

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