【自民党大会】「首相人気」は借り物か?高市政権が憲法・皇室典範改正で挑む「自民党の正体」

高市政権

​はじめに:高市首相が掲げた「国論を二分する」約束

​2026年4月12日に開催された自民党大会。そこで高市早苗首相は、衆院選で掲げた「国論を二分する政策」を一つ一つ着実に実行していくと強く訴えました。

​70年前の立党宣言にある「自主独立の権威の回復」。

これこそが、高市政権の原点であり、目指すべきゴールです。しかし、その道は決して平坦ではありません。予算成立を巡る「7票差」というギリギリの攻防が見せたように、今の政権運営はまさに「薄氷の上」を歩むような状態にあるからです。

​1. 首相人気を「党の支持」に変えられるか

​世論調査を見る限り、高市内閣の支持率は高水準を維持していますが、一方で自民党そのものへの支持率は頭打ちです。

​剥落するご祝儀相場: 衆院選後の高い期待値は、少しずつ現実的な厳しさに直面しています。

​岩盤保守層へのメッセージ: 今回の党大会で強調された「原点回帰」は、リベラル路線に嫌気がさしていた保守層への「我々はこういう政党だ」という強烈なアイデンティティの再確認です。

​高市首相は「いくつ公約を実現できたかが、次の選挙への信頼につながる」と語りました。人気にあやかる時代は終わり、これからは**「自民党の実績」**が問われるフェーズに入ったといえます。

​2. 憲法と皇室典範――「戦後の聖域」への挑戦

​今回の党大会で、首相が特に熱を込めたのが憲法改正と皇室典範改正でした。

​「ねじれ」の中の突破力: 参議院での過半数割れという厳しい環境下ですが、憲法改正の発議に向けた議論を加速させる構えです。

​長期政権への布石: 来春の統一地方選、そして2年半後の参院選。これらの勝利を積み重ねるために、「何のための政党なのか」を形で見せる必要があると考えているのでしょう。

​3. ととの独り言:自民党に求められる「政策遂行力」

​今回の党大会を見ていて感じたのは、高市首相の「焦り」にも似た「責任感」です。

​自民党はこれまで、長らく「何がしたいのかよくわからない政党」と批判されてきました。

今回の党大会は、それを**「保守政党としての原点に戻る」**という言葉で打破しようという、一種の決死の覚悟を感じます。

​しかし、国民が見ているのは美しい理念だけではありません。122兆円の予算をどう使い、この不安定な国際情勢の中でどう暮らしを守るのか。その具体的な「政策遂行力」こそが、本当の意味での支持回復への唯一の道ではないでしょうか。

​まとめ:道半ばの信頼回復

​8年の活動方針に記された「信頼回復は道半ば」。この言葉通り、高市政権の真価はここからが本番です。

​憲法改正や皇室典範の改正という大きな「大転換」と、地に足の着いた党への支持拡大。

これらを両立できるかどうかが、高市長期政権が定着するかの分かれ道となりそうです。

​(あとがき)

皆さんは、高市政権が掲げる「憲法改正」や「皇室典範の改正」についてどう感じますか?

「もっと早く進めてほしい」のか、「まずは足元の経済対策を優先すべき」なのか。

ぜひ皆さんの率直なご意見をコメントで教えてください。

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